校長あいさつ

 

校 長  飯島 清樹

 

 本校ホームページへのアクセスありがとうございます。

 

 甲府第一高等学校は、今年、創立144年を数える山梨県で最も歴史のある高等学校です。「Boys,be Ambitious!」「苟日新 日日新 又日新」「贊天地之化育」の三つの校是のもと、創立以来、学術、芸術、スポーツ、政財界など多方面にわたり、幾多の有為な人材を輩出してきました。現在は、普通科と探究科2学科において、670余名の生徒が日日研鑽に励んでいます。

 

 本校は、「文化の香りがする懐の深い進学校」を目指す姿として掲げ、生徒が文武両道を実践するとともに、様々な活動に主体的かつ協働的に取り組むことで、高い人間性と社会性を身につけられるよう努めています。なかでも、今年度で96回を数える「強行遠足」は本校を代表する学校行事であり、男子生徒は本校から長野県小諸市までの104㎞、女子は北杜市高根町から長野県小海町までの41.6㎞を歩きます。その希有で貴重な体験は、生徒の心身に深く刻み込まれ、卒業生にとって生涯を通しての大きな心のよりどころとなっています。

 

 また、平成26年度にSGHに指定されたのを機に探究活動に力を入れ、令和2年度には「地域との協働による高等学校教育改革推進事業・グローカル型」に指定されて、国際的な視野を持ちながら地域社会に貢献するグローカル人材の育成を進めてきました。昨年度より「ワールドワイドラーニング(WWL)コンソーシアム構築支援事業」の拠点校に指定され、大学と連携したより高度な学び、国内外の高校と連携したグローバルで協働的な学びを展開するとともに、地域の企業や自治体との連携により、探究活動の一層の深化に取り組んでいるところです。

 

 本校では同窓会による支援体制も手厚く、「同窓会奨学金制度」をはじめ、生徒が考えた個性的で創造性に富む企画に対して支援を行う「日新基金」等があり、生徒の学業、文化、スポーツ活動に対する大きな後押しとなっています。

 

 本校は、三つの校是の精神のもと、生徒一人一人が高い志を持ち、主体的な学びによって日々人間力を向上させ、世界的視野をもって社会に貢献する人材を育てていくことを目指して、これからも歩みを進めてまいります。